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【vol.01】 雛祭りについて

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雛祭りは「桃の節句」と呼ばれます。 五節句のひとつで、古来3月の初めの巳(み)の日が始まりだそうですが、後に3月3日となったそうです。 この行事に使用した災厄を祓う人形(ひとがた)と、昔の幼女が遊び道具として使用していた「ひいな遊び」のお人形が一緒になり「雛人形」となってゆきました。 人形は中世以降になると次第に立派なものとなります。捨てていた人形(ひとがた)も「飾り雛」として造られるようになり、江戸時代になると、平安時代の宮廷をまねて、雛壇の雛人形となってゆきました。現在に近い雛祭りへと変化してゆくのは、江戸時代、3月3日を「五節句」のひとつに定めたことに始まります。 やがて3月3日に娘の幸福を願って人形を飾る風習がゆきわたっていきました。 雛祭りが桃の節句と呼ばれるのは、その季節のものというのも理由のひとつでしょうが、桃には邪気を払うという魔除けの信仰があったからだそうです。山陽町は桃の季節になると、それはそれは幻想的になります。日頃大事に育てておられる人々に感謝をしながら、ひと時、昔に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

内科・循環器内科 ふよう内科クリニック FUYO CLINIC

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